さりげない主役、ポケットチーフの選び方!!
いつもご覧いただき有難うございます。今回は胸元のオシャレ、ポケットチーフの選び方をご紹介致します。
結婚式の2次会、仕事の付き合いでパーティーにお呼ばれなどなど慣れないシーンでの小物選びはネクタイと同様にいろいろと何がいいのか悩みがちですよね。
ポケットチーフの色選びは、ポイントを抑えれば簡単にコーディネートができ、見た目もグッとお洒落になります。
今回はポケットチーフの色選びについて解説していきますので、結婚式やパーティーが控えている方はもちろん、「普段のビジネスでももっとお洒落したい!」という人も是非参考にしてみて下さい。
ポケットチーフとは
ポケットチーフはスーツの胸ポケットに挿すための布のことです。よく混同されますが、ハンカチーフとは全く別のアイテムになります。
主に結婚式や披露宴、パーティーなどお祝いの席で用いることが多く、スーツの印象を華やかにみせる効果があります。
ネクタイと同様に、ポケットチーフも選ぶ色によってスーツのコーディネート全体の印象が変えることができます。最近ではビジネスシーンでも使う方が増えてきているので、スーツスタイルには欠かせないアイテムと言えます。
ポケットチーフの色は、スーツの着用シーンによって変えたほうがいいでしょう。
取り入れる色によっては、失礼に当たることも…。
それでは何色がどのシーンに相応しいのか、シーンごとに見てみましょう。
ビジネス
ビジネスでは白やサックス(水色)など主張が激しすぎない色がオススメです。華やかさより、清潔感を重視される傾向にあります。
ビジネスにオシャレは不要なので、赤や黄色などヴィヴィッドカラー(原色)は避けましょう。
結婚式や披露宴
結婚式では明るい色を用いることが多く、白、シルバー、アイボリー、などが主流です。
モノトーン以外ならピンクやサックス、ライトイエローなど柔らかい雰囲気のペールトーンも結婚式の晴れやかな雰囲気にマッチしています。
また、よりフォーマル度の高い装いにするには麻(リネン)素材を、少しだけフォーマル度を下げるなら光沢のある絹(シルク)を用いた素材がオススメです。
パーティー
結婚式の2次会など、パーティーシーンでは多少派手な色を選んでも問題ありません。
パーティーの規模やテイスト、スタイルにもよりますが、ビジネスや結婚式より自由度が高い場合が多いからです。
思い切ってお洒落感を演出するなら、ヴィヴィッドカラーのチーフに挑戦してみてもいいでしょう。
鮮やかなポケットチーフを使うのが心配なときは、一緒に参加する人にどんなチーフでコーディネートするのか事前に聞いておくのもありでしょう。
ネクタイと同色
ネクタイとチーフの色を合わせるのは最も簡単でポピュラーな合わせ方です。
ネクタイと合わせるのがお洒落に見えるのは色が2カ所に散ることで統一感が生まれるからです。
同じ色柄の共地でネクタイとポケットチーフを展開しているお店もあるくらい、一般的なコーディネートになります。もしチーフの色合わせに困ったら、まずネクタイと色を合わせましょう。
スーツやシャツの色を拾う
次に使いやすいのはスーツやシャツとポケットチーフの色を合わせるコーディネートです。ネクタイと色を合わせる方法と同じく、コーディネートに統一感を演出できます。
シャツに合わせるのであれば、白シャツに白チーフといった感じです。スーツの色に合わせるなら、スーツの柄の色を拾うのがオススメです。
例えばベースがネイビーでチェックがブラウンのスーツなら、ブラウンのポケットチーフを挿す、といった感じです。スーツの柄の色と同色系であればいいので、全く同じ色を挿す必要はありません。
違う色の組み合わせ
アクセントをつけるなら、ネクタイともスーツとも違う色のポケットチーフを一点投入してみましょう。
例えば、ネイビーのスーツに赤のポケットチーフを挿す、チャコールグレーのスーツにイエローのポケットチーフを挿すなどです。
主体をポケットチーフにする遊び心の利いたコーディネートで、オシャレ好きな人やイタリア人などが好むやや上級者向けです。
コーディネートのコツは派手になりすぎないように見せる面積を減らすことです。カジュアルウェディングや2次会など、お洒落な雰囲気にしたい時にお勧めです。
また主張がぶつかりにくいのでノータイスタイルにもオススメです。
これからご友人の結婚式を控えている方、ポケットチーフの色で迷っている方は、参考にしてみてください。スーツスタイルを格上げするのにポケットチーフは必要なアイテムになりますので、是非取り入れてみて下さい。