ボタンの秘密!こだわりのコアな水牛ボタンとは?
いつもご覧頂き有難うございます。今回は水牛ボタンについてご紹介致します。
プラスチックとなにが違うのか?どんなボタンなのか?『水牛ボタン』をご覧ください!
この中に水牛ボタンが幾つあるかわかりますか??
正解はこちら↓↓↓
遠目でみると違いのわかりにくい本水牛とフェイクのプラスチックボタン。
見分けるための分かりやすい2つのポイントをご紹介します。
【見分けるポイント】
① 近くで見る・横から見る
本物の水牛ボタンはその名の通り、水牛のツノを削り出し作られます。
そのため、近くでみると質感に細かいムラが。
横から見たときの爪のような質感の筋も分かりやすいポイントです。
プラスチック製のボタンは細かいムラなどのない、とても均質な仕上がりです。
つるんとしすぎていて、人工的な感じがしませんか?
本物の水牛ボタンにあるこの細かいムラが、水牛が「良いボタン」とされる
理由なのですが、そのメリットは後ほど!
②柄を見る
水牛に似せて作るフェイクボタンは、実はすべて同じ柄というボタンが一般的です。
数色の樹脂を混ぜたものを、金太郎アメのように切り出して成形するためにこのようなことが起こります。
水牛ボタンの場合は天然ものですので、同じ柄は2つとしてありません。
全て違う柄のボタンがついているのがスーツに仕上ったときに見た目の風格や味わい、奥深さになるのです。
【水牛ボタンのメリット】
素材が発達している現代で昔ながらの水牛ボタンが「良いボタン」と言われ
愛好者が多いのか、そこには3つ理由があります。
①滑りにくく機能的
水牛ボタンなど、天然素材のボタンは必ず細胞レベルのムラがあります。
研磨してつるつるな仕上がりでも微細な凹凸が残り、それがすべり止めの役割をすることで指がかかりやすく、布が止まりやすいと言われています。
水牛をはじめとする天然素材のボタンが今でも「良い」と言われる大きな理由です。
②見た目の風格がある
水牛ボタンを選ぶ方が大切にしているポイントはやはり見た目ではないでしょうか。
天然素材ならではの素材感がスーツ全体のクラシックな重厚感や質の良さをよく表現してくれます。
③エイジングが楽しめる
水牛ボタンは上質な革製品のように経年によって劣化するどころか質感が変化して、より深みが増してくる「育てる楽しみ」も大きな魅力。
【まとめ】
水牛ボタンのように世界に同じものが2つとない、自分の手で育てるボタンというのはとても愛着が湧きやすく長く愛用して頂きたいスーツには特段おすすめのボタンです。
スーツ生地よりボタンのほうが寿命が長いため、愛用の古いスーツからボタンだけを新しいスーツにお付けすることも可能です。
ベーシックなスーツにこそ、良いボタンをお選びください。